Blowin' in the Wind

~ memorandum ~

怖話をひと通り使った感想と改善案 (2)

使用環境:PC(ブラウザChrome)

確認サイト:怖い話投稿サイト 怖話(こわばな)

 

怖話会員登録について

感想

SNSからの連動、個人情報取扱に関する注意書きもあり、簡単、かつ、分かりやすいインタフェースと感じました。

ただ、登録に使用したメールアドレスが、本人所有のものかを確認する、アカウントの有効化 (アクティベーション: 新規ユーザーのメールアドレスが有効であることを確認する)機能はないので、セキュリティの観点から、 アカウントのアクティベーション機能を実装されてはと思いました。


改善案

登録したEmailが本人のものかどうかを確認した後、アカウントを有効にするようにする。

《私の感じた問題点と改善案》

1. セキュリティへの配慮

(1) 架空、本人以外のEmail登録でアカウント開設が可能になることに伴うリスクがないとは言えないと思いました。

=> アカウント・アクティベーション機能(登録されたEmailにアクティベーションURLを送付し、登録者が確認、クリックすることで本人確認を行い、アカウントを有効化する機能)を実装する。

 -> 同様の機能がパスワード再設定において既に実装されているので、会員登録においても同様に、実装する。

 

パスワード再設定について

感想

パスワード再設定において、アクティベーション機能(入力したEmailにアクティベーションURLを送付し、登録者が確認、クリックすることで本人確認を行い、パスワード再設定に進む)が実装され、送信されたメールも分かりやすいと感じました。

ただ、アクティベーションURLの有効期限の記載がなかったので、セキュリティ上の安心感として、有効期限があるようであれば記載、ないようであれば実装されてはと思いました。

改善案

セキュリティ上の安心感、リスクの低減の目的で、アクティベーションURLの有効期限について考慮してはと思います。(実装済みであればご容赦願います。)

《私の感じた問題点と改善案》

1. セキュリティへの配慮

(1) 有効期限有無に伴うリスクの懸念。

=> 有効期限があるようであれば記載、ないようであれば実装(送信したURLの有効期限をチェック)する。

 -> 有効期限のメールへの明記、サーバ側で送信時刻を保持し、クリック(リクエスト)された時刻とチェックし、有効期限内かどうかをチェック。

 

アワードと怖話オブザイヤーのページについて

感想

アワードと怖話オブザイヤーのカテゴリは「ランキング」という意味で同じ括りかと認識しますが(もし認識相違でしたらご容赦願います)、その認識に立った場合、トップナビゲーションが別立て(「アワード」「怖話オブザイヤー」)で設定されていることに個人的に多少違和感を感じました。

それと、怖話アワードと怖話オブザイヤーには「ランキングにより決定」の旨の説明がありますが、「特選」についての説明がないのが気になりました。(私の見落としでしたらご容赦願います。)


改善案

ナビゲーションの観点、ページ内容の明確性の観点、デザインルールの統一性の観点から感じましたことを以下、改善案とともに記載させていただきます。

《私の感じた問題点と改善案》

1. ナビゲーションの直感性(ナビゲーションの使用方法がざっと見ただけで理解でき、コンテンツの移動、バック、homeへの移動が速やかに行えるか)

(1) アワードと怖話オブザイヤーのカテゴリが「ランキング」という意味で同じ括りと認識した場合、好みの問題に過ぎないと思いますが、ナビバーが横に長いこともあり、共通的括りを表すナビゲーション名に集約したらと思いました。

=> トップのナビバーは「ランキング」とし、ドロップダウンで「月刊アワード」「怖話オブザイヤー」「特選」とされてはと思いました。

 -> viewとcssの変更

 

2. ページ内容の明確性(ひと目でページに記載されている内容を理解できるか)

(1) 「特選」の表示画面において説明がないので(見落としでしたらご容赦)、何を持って特選としているかわかりませんでした。(訪問者が、ん?とならないかと、)

=> 特選についての意味合い等の説明文を記載する。

 -> 該当表示viewに説明文を追記。

 

3. デザインルールの一貫性(レイアウトの導線に一貫性があるか)

 (1) アワードと怖話オブザイヤーでサブナビの表示とデフォルト表示が異なっている。過去の経緯か意図的なことなのかよくわかりませんが、個人的には一貫性の観点から同じで良いように感じました。

 アワード初期表示(√が初期表示)

  現在の順位 受賞作品一覧 過去の順位

 怖話オブザイヤー(√が初期表示)

  現在の順位 過去の順位



=> アワードと怖話オブザイヤーとも、√現在の順位 受賞作品一覧 過去の順位 とする。

 -> 表示viewとデータセットを行うcontrollerの修正。

 

ニュースページについて

感想

日付とタイトルだけなので、個人的には、多少、味気なく感じました。

リード文を付加する、あるいは、カテゴリ(地域、種類[イベント、映画、告知etc]等)選択ボタンを表示する等をされてはと思いました。

また、触ってみて、「コメント」ボタンと表示について、これはどういう意味だろう、これは何だろうといった(私だけかもしれませんが)戸惑ったところも幾つかありました。具体的には各改善案記載の通りです。


改善案

各ニュース欄の視認性向上のためのリード文追加、古いニュースのアーカイブ化、サブナビゲーションボタンの直感性等、改善案を検討しました。

《私の感じた問題点と改善案》

1. ページ内容の明確性(ひと目でページに記載されている内容を理解できるか)

 日付とタイトルだけなので、欲しい情報があるのかないのかをパッと見での把握がしにくいと感じました。

=> 新たにリード文を起こすのは現実的でないため、記事の冒頭数行をリード文として、ニュース一覧の各記事のタイトル下に表示するようにする。文字数を超過する場合は「•••続きは=>」とか表示して。

 -> viewの変更

 

2. 通常のサイトチェック事項(リンク切れ、古い情報の放置有無、削除もれページ有無)

 最近の情報、過去情報がすべて同列でずらずら出ているので、一年以上前のデータは年毎のアーカイブとするとかをされた方が、(個人的に感じたことですが)放置感がなくて良いのではないかと思いました。

=> 1年以上前のニュースはサイドバーで年毎にアーカイブし、メインレイアウトからは外す。

 -> css、views、controllerの見直し。

 

3. ナビゲーションの直感性(ナビゲーションの使用方法がざっと見ただけで理解できるか)、ページ内容の明確性(ひと目でページに記載されている内容を理解できるか)

(1) 怖話ニュースページに「コメント」ボタンがついています。パッと見、個々のニュースに対するコメントを発信するための機能かと思いましたが、コメント一覧を表示するボタンだったのですね。実際にコメントを投稿してわかりました。そういう意味で、パッと見、少しわかりにくく感じました。


=> ボタン名を各々、「ニュース一覧」と「コメント一覧」に変更してはどうかと思いました。

 -> view、ボタン名の変更

(2) それと、各欄下部の青字行は「ニュース」のタイトルを表示しているわけですが、パッと見、それがわからず、このコメント一覧は、何のコメント一覧を表示しているのか、(私だけかもしれませんが、)多少戸惑いました。青字の一行はニュース一覧の表示内容と同じもの「お知らせ 16/09/26 怖話グッズの販売を開始しました!!」(分類マーク:発信日:タイトル)を表示されてはと思いました。

=> 各欄下部の青字行をニュース一覧表示と同内容にする

 -> viewとcontrollerの変更

 

怖い話のページについて

感想

サイトのレイアウト構成、操作に慣れてきた関係もあるかもしれませんが、戸惑い、違和感等はなく、表示の切り替え、各種効果等、わかりやすく、楽しめるようになっていると思いました。今後は動画(怖話レポート、怖い話の朗読等)も取り扱えるようになったら面白いように思いました。

なお、作品表示画面ですが、各ボタン等にマウスをのせると説明文が表示される等があればと思いました。私だけかもしれませんが、大きいボタンの「怖い5」とその下の表

中の怖い「5」のボタンの違いが、同じ「怖い」ということもあり、パッと見、わからず、ページ下部にある「怖話の使い方」を見てわかりました。(とにかく押せばわかる、のかもしれませんが、、)


改善案

パッと見、パッと触り、すぐわかる、という点で、ボタン等について、マウスオーバ時、簡単な説明文が表示されればと思いました。

1. ユーザ補助への配慮(利用しやすいように補助する機能があるか)

 ボタン押下時の意味合いをガイドする簡単な説明を表示する。

=> 大きなボタン「怖いn」にマウスが乗った時は「怖いに投票」、下表怖いの「数値」にマウスが乗った時は「怖い投票をした読者覧へ」

 -> ボタンにtitle属性を設定するようviewを変更。

 

都市伝説〜心霊スポットのページについて

感想

怖い話とほぼ同様の構成で感想、改善案も怖い話と同様です。

ただ、投稿について、「怖い話」が効果挿入等、てんこ盛りなのに対し、他のカテゴリには組み込まれていなくて、なぜかなと思いました。あまり要望がないのかもしれませんが。

 

参考

確認観点の洗い出しに際し、「Webディレクション標準ガイド 第二飯」を参考にしました。